設計者・伊藤忠太・一橋大学・東京都慰霊堂・築地本願寺

■伊東忠太の動物園に行って来ました。『建築家です』

建築家、伊東忠太は好んで建物の中に動物や怪獣、妖怪たちを取り入れた作品を数多く残しています。
松岡正剛の千夜千冊 『伊東忠太動物園』 伊東忠太・藤森照信・増田彰久と言う本があります。
イタリアのお城を参考にしたらしい、(シエナ・ドゥオーモの様には)
昭和に入ったばかりの時代に素晴らしい建物を作った日本人がいた。
素晴らしいので紹介します。
ウィキペディア(Wikipedia)参照

■一橋大学 兼松講堂 (昭和2年)

1927(昭和2年)8月に創建されたロマネスク様式の建物。
レトロな建築としてドラマや映画によく使われる
梅ちゃん先生やガリレオ0などロケ地

「東京都慰霊堂」1930年(昭和5年)

関東大震災の身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を祀る震災記念堂(しんさい きねんどう)として創建された。<

「築地本願寺」(昭和9年)

築地本願寺 1934年(昭和9年)浄土真宗本願寺派の寺院。
現在の古代インド様式(天竺様式)の伽藍は当時の浄土真宗本願寺派法主と親交のあった・伊東忠太による設計である。当時の宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で、社寺の松井建設の施工により1934年(昭和9年)に完成している。本堂と石塀が国の登録有形文化財に登録されている

築地本願寺は古代インド様式のちょっと変わったお寺で、1934年(昭和9年)に落成しています。
設計は伊東忠太、施工は神社仏閣の建築家 松井建設。
建物の存在感、建物の中外に動物や怪獣、妖怪たちが待っています。



正面の円屋根には菩提樹の葉をモチーフにした輪郭とその中央に「蓮の花」、その下には極楽浄土を飾る「欄楯」が入っています。

背中に翼が生えています。
もともと狛犬の起源は古代インドに遡り、仏像の両脇にライオンの像を置いた、ここは翼の生えたライオン「グリフォン」です。



調べていたらこんなすてきなページがでてきました。
http://4travel.jp/travelogue/10319127